はじめに

僕はデザイン工学という学士を取っていますが、別に(日本語的な意味の)デザインを学んでいたわけではありません。でも、デザインに興味があるので勉強もしてます。そこで滅多に本を読まない僕が読んだデザイン関係の本について書こうと思います。紙の本は本当に読まないので、全て Kindle 本です。

紹介する本

3冊(+おまけ1冊)を紹介します。法則や仕組みを学ぶものから、実例で学ぶものもあります。

ノンデザイナーズ・デザインブック

有名な本で気になっていた時に友人からもらったので読みました。

タイトルの通り、デザイナではない人に向けたデザインの本です。デザインがどういうふうに出来上がっていくかがよくわかる本だと思います。上記で「法則や仕組みより」と書きましたが、1章でデザインの原則を学び、2章でタイポグラフィをしっかりと知ると言ったものです。タイポグラフィだけで70ページ近くあり文字に興味がない人もかなり詳しくなれる内容でした。

誤解を恐れずに言えば、イケイケのデザインができるようになるわけではないですが、基礎を知り変に違和感のない「普通」なデザインができるようになると思います。

今まではデザインを特別意識してはなかったけど、気になってはいた人や、デザインを学びたい人におすすめです。

なるほどデザイン

もともと大学の講義で教科書と指定されていたので購入したのがきっかけです。

実例をもとに、なぜそのようなデザインがなされているのかを解説しながら学ぶスタイルです。これもタイトル通りですね。実例を交えつつなので、わかりやすく、本の構成的にも読みやすい印象を受けました。

ただ、多くの要素を一通り説明しているので、それぞれについて深堀はしていないです。

デザインを学び始めるとっかかりや、デザインにどのような要素があるのか一通り知りたい人におすすめです。

あるあるデザイン

デザインのあるあるを並べたデザインサンプル集です。

タイトルの通りどっかで見たことあるようなデザインが45種類紹介されています。それぞれのデザインを使用したサンプルが6個ずつぐらい紹介されているので、実際に見ながら使えそうなものを探せる素材集のような本です。

上記の2冊のように法則や仕組みは全くありませんが、視覚的に学ぶということはできます。

引き出しを増やしたい人、マネから学びたい人や、とりあえずそれっぽくしたい人におすすめです。

(おまけ)Google Fonts・和文・多言語 フリーフォント最強Selections

僕が今までに作ってたフォントがいくつか掲載されています。ただの紹介でした。

おわりに

普段、びっくりするぐらいに本は読まないし、ましてや紹介なんてしないですが、こういうの書くのって難しんですね。