はじめに
この記事の執筆時点( 2020年3月 )で M1 の学年なので、所謂21卒の就活をしていました。無事、内定をいただき、就職先も決まったので就活の体験談を書こうと思います。
そもそもなぜ就活をしていたか
学部の時から タイププロジェクト というフォントを作っている会社でエンジニアのインターンをしていて、来年4月からも是非と言われていました( フォント会社のエンジニアって何するの?っていう方は是非 こちらの記事 や フォントタグ を参考に )。
そのため、就活をしなくても、しれっと入社!みたいなルートもありました。
ただ、インターンとして約1年半働いて、ここを新卒で選ぶ会社とすることの良いとことそうでないことがわかってきたので、他の企業も見始めました。
インターン先の良いところ悪いところ
良いところ
好きを仕事にするので楽しめそう
このブログからもわかるようにフォント関係のことが好きなので、単純にそれが仕事になるので楽しめます。
人が良い
社員が10人程度と少ない人数で作業をするので、人間関係が悪いと辛そうですが、そういうことは一切ないので、働きやすいです。
良くないところ
エンジニアが少ない
エンジニアが僕含め2人です。強いエンジニアが多くいた方が成長しやすいし、お互いに良い影響があると考えているので、少ないのは残念です。
アウトプットが減る
趣味でフォント関係のことをやろうとすると、内容によっては NDA や会社でコードを書くので、個人的なアウトプットが減ってしまいます。ただこれに関して言えば、例えば OSS や製品開発、ブログや登壇などを会社でやるといった解決方法もあったかもしれません。
ドメイン知識の偏りが強い
フォントのエンジニアというマニアックな職業は需要がとても多いわけではありません。今後のキャリアを考えると、フォントというドメイン知識の偏りが強く、転職などが困難になりそうな気がしました。
就職先の探し方
上記の良くないところを改善できるような企業を探していました。
ただ、探していたと言ってもすごく積極的に就活をしていたわけではなく、スカウト型( 逆求人 )のサイトに登録していたぐらいです。
登録していたのは3つで感想と共に紹介したいと思います。
Wantedly( プレミアムアカウント )
一番よかったです。僕のユーザページは こんな感じ です。内定先の企業も最初は Wantedly 経由で連絡をもらいました。
スカウトの届く企業も平均的にレベルが高く、プロフィールも書きやすかった気がします。
OfferBox
良くなかったです。特にプロフィールがすごく書きにくかったです。URL の記入がめんどくさかったり、ポートフォリオを書くところがないので、エンジニアには向いてない気がします。
それとくるオファーも適当なのが多く、全然興味を持てませんでした。
ViViViT
デザイナ向けですが使ってみたかったので使ってみただけで、あまり本格的には使ってないので、なんとも言えません。
上記のサイトで来たスカウトで気になるところがあれば、話を聞きに行ったという感じです。
話を聞きに行く条件としては以下の点をメインに見ていました。
- Web 系
- 給与が月35万以上( 年収400万強~ )
- 働き方がある程度自由( 時間とか服装とか環境とか )
- アウトプットが多い( エンジニアが強い )
事業内容に強いこだわりはなく、まあ興味がある方が良いけどぐらいの感覚でした。
期間としては、2019年11月 – 2020年2月で、就活をしていました。合同説明会や大学主催のイベントなどには一切行っていませんし、リクナビ / マイナビも登録していません。
実際に選考を受けたのは2社で説明を聞きに行ったのは6社ぐらいです。
ちなみに、就活期間中一度もスーツは着てないし、髪も赤だったり青だったり明るい茶色だったりしました。
選考で考えていたこと
基本的に、提出した情報は ポートフォリオ / GitHub / このブログ です。
特別に企業ごとに「ここはこういう企業だから ES / 面接ではここを強調しよう!」みたいなのは一切していなくて、どこの企業の選考でも同じこと(この記事に書いているようなこと)を言っていました。
それで落ちるなら、そもそも僕はその企業に向いていないんだろうし、入ってもどこか無理して働くことになるだろうからです。
なので所謂 ES 対策、面接対策、就活セミナーのようなことは何もしてなく、就活も楽に終えられた気がします。
結局、どこ入るの?
2021年4月から freee株式会社 でエンジニアとして働きます。
決めた理由としては上記で挙げた「話を聞きに行く条件」に全て当てはまるということと、freee が掲げている 「マジ価値」 という考え方にすごく共感し気に入っているからです。
マジ価値指針にあることはどれもある意味当たり前で実現されてたら良いに決まってるっていうことなんですが、それを言語化して会社全体として掲げており、かつそれを実現 / 体現できているように感じました。
それが一番の決めてだった気がします。
それと、オフィスにファミレスみたいなドリンクバー( サントリーのドリンクディスペンサー )があるのが良いですね!
まあ、まだ入社したわけでも働いているわけでもないので、実際に入社した頃にまた何か書こうと思います。
おわりに
就活に対する思いをつらつらと書いてきましたが、誰かしらの参考になれば幸いです。